テレビ朝日「徹子の部屋」が11日に放送され、昨年に亡くなった俳優・西田敏行さんの知られざるエピソードが紹介された。 【写真】70代になっても美しい竹下景子 この日のゲストは女優・竹下景子(71)。MCの黒柳徹子(91)に西田さんとの思い出を聞かれると「本当に優しくて。私が初めてご一緒したのは大学2年生ぐらいだったかしら。50年ぐらい前の話で。NHKの長い連続ドラマだったんですけど。西田さんは、もう新進気鋭の若手俳優さんで。でもおちゃめで。楽屋でよくプレスリーの歌を歌ってくださって」と目を細めた。 西田さんが大ヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」でNHK紅白歌合戦に初出場した日のことも振り返り「襟の高いマントみたいな、すごく派手なお衣装。『どうして、この歌でこの衣装なの?』と思ったら、とにかく(エルヴィス)プレスリーが好きだったから。西田さん、そこまでプレスリーが好きだったんだって。それが西田さんだなと思って」と「ロックの王様」を愛し続けた西田さんの一途な思いに笑みを浮かべた。 訃報は楽屋で聞いたと明かし「終演後、ご自宅にごあいさつに伺いました。本当にお顔の色もお艶も良くて。眠ってるようなっていう形容詞がありますけど、本当に眠ってらっしゃるみたいで。思わず『西田さん、起きて』って言いました」と話しながら、大粒の涙をこぼした。 竹下は「苦しまれることはなかったみたいですね。眠るようにってお話をうかがって、私もちょっとそれで心が落ち着きましたけど。こんなふうにお別れってくるのかなって。あんなふうに西田さんがニコニコって『じゃあ、またね』って言ってくださることがないのかなとか。思うたびに寂しくなります」と、あふれる涙を拭っていた。
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