【Netflix】映画好き人間が最近見て良かった映画6本・ドラマ2本【U-NEXT】 | オモコロブロス!

こんにちは、やたら映画とドラマを見ている者です。

田舎暮らしをしているため通勤時間が長く、ついつい映画やドラマを見まくってしまうので、この場を借りて私が2025年1月に見て良かった映画&ドラマをご紹介したいと思います。配信サービスで見ているものをメインにご紹介しておりますので、気になったらすぐ見れると思います!

Netflixで見た映画&ドラマ

アクション「バック・イン・アクション」

【あらすじ】

CIA凄腕スパイ夫婦のマットとエミリーは妊娠をキッカケに引退&結婚し、最後の任務で死を偽装して普通の生活に戻った。15年が経過して気難しい娘とオタク弟に手を焼きながら生活しているのだが、ひょんなことから最後の任務で奪取した「全てのインフラを操作して世界を手中に収められる装置」の行方を悪の組織が狙って二人を追い詰めていることを知る。二人は家族を守るため現役復帰する!な話

キャメロン・ディアスの10年ぶりの復帰作で、しかもストーリーも「15年ぶりに元スパイが現役復帰する」という私生活ともシンクロするスパイアクション。ジェイミー・フォックスと夫婦役でビッグバジェット感が漂う面白さが確約されてそうなやつで、お約束通りのアクション&コメディで清らかな心を持つ皆さんはファミリーで楽しめる楽しいお話です(血もほぼ出ません)!

ただ、映画を見すぎて目と体が肥えてしまった糞豚こと私の目には、既視感のある設定、どっかで見たことあるアクション&スタント、いまいち盛り上がらない展開などなど、もうちょっと上手く出来たような……て感じはあったかもしれません。

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クライム「ペーパー・ハウス(ドラマ)」S1〜S5

【あらすじ】

都市名をつけられた7人の強盗団が王立造幣局を占拠する。人質を取って造幣局に立てこもるものの彼らは誰も傷つけず誰からもお金を奪うことなく、新しくお札を刷りまくってそれを頂戴しちゃうという計画を立てていたのだった。もちろん警察も黙ってはおらず、鎮圧に動こうと次々と危機的状況が訪れる。果たして7人は強盗を成功させることが出来るのか…な話

Netflixのサービスが日本にやってきた初期の段階からずっとあったような記憶がある、スペインのクライムサスペンスドラマ。シーズン1〜2の造幣局編はスペイン地上波で放送後にネトフリ配信されて人気爆発し、莫大な予算を注ぎ込んでネトフリ製作になったシーズン3〜5のスペイン銀行編の2つで展開されています(完結済)。1月に入ってからひたすら見てたんですが、バリバリ最強に面白かった…見終わった後の達成感と多幸感はハンパではないです。

何が起こるかわからない強盗&籠城中に警察による様々な攻撃で絶体絶命のピンチに立たされて「さすがに終わったか…」と思わせたタイミングで回想シーンが入って「想定済みで対応可能な事態」として毎回奇策で切り抜ける用意周到さが気持ちよく、どんでん返しに次ぐどんでん返し、大逆転に次ぐ大逆転だけでつないでいく超展開が最高です。また、強盗団の人々にもかなり感情移入ができ、見ていくたびにだんだん一人も欠けてはいけないファミリー感も構築されていきます。つまり「ワイルド・スピード」に通ずる絆…。タイトルとこの強盗団の装いは見たことあるけどな〜って人は是非見てみてください。

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U-NEXTで見た映画&ドラマ

戦争「関心領域」

【あらすじ】

ルドルフ・ヘス中佐は豪華な屋敷で家族と幸せに暮らしていた。誕生日に家族からサプライズでカヌーをもらったり、休日には友達を呼んで庭でプールパーティーを開いたり、妻も大きな庭園を作り野菜や果物を育て、何不自由ない裕福な暮らしだ。ただその屋敷はアウシュビッツ強制収容所と壁を一枚隔てた場所にあり、常に銃声や叫び声がうっすら聞こえ、窓を開ければ人を焼く異臭に包まれたどす黒い煙が立ち上るのだった…な話

上映した途端に話題沸騰だったこちら、配信されたので見てみました。無印良品っぽい名前なのにその対極に位置するかのような怖さ!固定カメラで表向きにはただただ裕福な暮らしを映して視覚的にはパッと見で怖いことは無いものの、お隣からは人を焼く煙が上がり、小さく聞こえる叫び声や銃声が鳴り止まず、遺灰を農園の肥料に撒く…。異常な日常から目を背ける無関心さ、罪の意識の無さ、当事者意識の無さが怖い!

そこで暮らすヘス中佐だけは最後に気づいてしまった感はあるけど、耳だけの情報だけで奥の奥まで想像させて過去の惨劇を自発的に調べずにはいられなくなる実験的な映像表現が大成功した形となり、とにかく凄まじかったな〜。ちなみに鑑賞後にアウシュビッツ強制収容所についてchat GPTで要約してもらいました。何でも知っててすごい。

オカルト「破墓(パミョ)」

【あらすじ】

とある大富豪から家族代々奇病に悩まされていると相談されたシャーマンのファリムとボンギルは「墓の位置が悪いのでは?」と推測し、改葬を試みる。知り合いの風水師サンドクと葬儀師ヨングンも加わり依頼人の先祖の墓を調査するのだが、風水的にマジでめちゃ最悪でやばすぎる位置にその墓はあったのだった。何故こんな所に?そして四人はとんでもない呪いと対峙することになる…な話

韓国のオカルトホラー。「哭声/コクソン」や「女神の継承」などを彷彿とさせるオカルティックな展開になりつつも考察&考察みたいな感じではなくかなりエンタメに寄せられた仕上がりでとても見やすいです。韓国では先祖のお墓の立地をかなり気にしていて「先祖が気持ち良く眠りにつけてなければ、みんな良くないことが起こる」と信じられており、その民間伝承+ホラー+おもしろが上手く混ざり合ってクライマックスのテンションが爆発的に盛り上がる構成が秀逸でした。

韓国が舞台ながら日本も結構キーにもなっていて、見る人にとっては反日的な感情もわきそう(制作サイドにその意図は無いらしい)だけど、終盤の呪いの根源がめちゃくちゃ凄まじくカッコ良い!!吹き替えが無くて字幕版だけだったのもかなり納得感がありました。それにしても主役となるシャーマン二人・風水師・葬儀屋のキャラ造形がかなりお見事で、この四人でまたシリーズ化してもいいですよ…?どうですか?と思いました。

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コメディ「ゾンビーズ」

【あらすじ】

ゾンビが墓から蘇って街に蔓延する…が意外と無害であることが判明し、むしろ眠らずに働いてくれるゾンビ=非生者に雇用を奪われて人口過剰で生者が困っている変な世の中。カールとフレディは「非生者回収業者」を装ってゾンビを回収し、裏稼業の人に引き渡す闇仕事で日銭を稼いでいた。ある日その仕事がきっかけでおばあちゃんが誘拐される事件が発生。果たして二人+姉マギーの三人はおばあちゃんを助けることができるのか?な話

「ターボキッド」や「サマー・オブ84」などの確かな面白さに定評のあるインディー映画スタジオRKSSの新作。この2作品かなり好きなので見ました。楽しくて面白い!!まずこの「ゾンビが人を噛まずただ生き返っただけで無害」っていう設定がありそうでなかった斬新さで良い。その中でとことんくだらなく、緩く、面白く…、でも映画の教科書1ページ目にあるような分かりやすい熱い展開も忘れない、何も考えずに楽しめる仕上がりになってます。この緩めのゾンビコメディは童貞ボーイスカウト三人組がゾンビと戦う「ゾンビーワールドにようこそ」に通ずるものがあるかな。

で、主役三人のキャラクターも最高!ゾンビポルノが好きなカール、靴紐を結ぼうとして膝を顔面に強打する程度には抜けているフレディはもちろん、カールの腹違いの姉でハッキング能力に長けているマギーも素晴らしく可愛い!悪態をつきまくって二人をバカにしつつも芯はしっかりしてで見た目もかなり良い。RKSS作品はヒロインが記憶に残るほど素晴らしいということも覚えてもらいたいものです。U-NEXTで今すぐ見よう!

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ヒーロー「ドゥーム・パトロール(ドラマ)」S2

【あらすじ】

交通事故で妻を失い自分も脳だけロボットに移植されてしまった男、戦闘機のテスト飛行中に宇宙生命体と一心同体になって全身火傷を負って人生が終わった男、64の人格があり強烈なトラウマを持つ女、スターの道を駆け上がっていたのに体や顔が溶けて醜いブヨブヨになってしまう能力が抑えられない美人女優などなど、わけあって変な能力を身につけてしまったやつらが過去のトラウマと現在の己の姿に苦悩しまくるドラマ。

U-NEXTで配信されている、(失礼ながら)誰も知らないDCのヒーロードラマ。シーズン1はちょっと前に見ているのでシーズン2のご紹介で恐縮ですが、やってることはずーっと「望まずに変な能力を手に入れてしまった自分の不完全さへの苦悩」「自身が抱える家庭環境や過去のトラウマの悲しき対峙」で突き進んでます。マーベルのようなジャンジャンバリバリアクションは一切なし、ひたすら暗く重い…。でもDCコミックのヒーローものはだいたいそういう雰囲気ですよね。

シーズン2では猿顔の少女ドロシーをメンバーに迎え入れ彼女にまつわる一悶着を中心に展開しつつ、初期メンバーが引き続きトラウマと向き合って強くあろうとしていく姿が描かれます。ただ、時間や場所がとにかくひっきり無しにコロコロ目まぐるしく変わり、しっちゃかめっちゃかな展開が圧倒的。この目まぐるしさはNetflixにあった「私立探偵ダーク・ジェントリー」を思い起こさせました…あ、すみません…誰も知らないドラマをさらに誰も知らないドラマで例えてしまいました…。とにかく誰も見てなすぎて考察や解説するサイトがほとんど見当たらないのも悲しい…。がんばれ!ドゥーム・パトロール!と本当に応援したくなります。

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映画館で見た映画

アクション「ビーキーパー」

【あらすじ】

引退した元特殊工作員アダム・クレイは優しいおばあさんの納屋を借りて養蜂家として静かに暮らしていた。しかしそのおばあさんが特殊詐欺グループにお金を騙し取られ、失意のうちに自殺。ブチ切れたクレイは次々と悪徳企業を特定して爆破していったが、手っ取り早く頭を切り落とした方が早いと判断しさらなる行動に移す。しかしその「頭」とは想像を超える存在だった。でも、全員ぶっ殺す!な話

新年一発目の映画館で見たのですが、最高に気持ちいいもん見せてもらいました。やっぱりステイサムはさいこっ!電車の遅延で上映時間に間に合わず冒頭10分ほど見逃してしまったのに、それが全く影響ないほどにストーリーがほぼ無く、ステイサムが暴れ回るだけで映画が成立する世界、本当に最高と言わざるを得なかったです。とにかくテンポが良くって、犯罪組織を捜査するパートを完全に削って「気がついたら悪の組織の最前線にいる」状態から速攻でステイサム無双が始まる気持ちよさ&潔さが最高!!

ストーリーはほぼ無いと言いつつも、アメリカではステイサムの鉄槌が「権力を駆使して弱者から搾取するアメリカ社会」の現状を風刺していて、それを蜂の社会になぞらえるプロットがかなりウケまくったらしいです。脳筋ムービーながら弱者に寄り添ってスカッとさせてくれるステイサムは、つまり本当に最高!

アクション「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」

【あらすじ】

香港へ密入国し、ひょんなことから黒社会に追われる身となったロッグワンは迷宮のような九龍城砦に逃げ込んで城砦リーダーの龍兄貴に匿われる。そのまま日銭を稼ぎながら人々と交流して暮らし、ナイフ使いソンヤッや医者のセイジャイ、サップイー達とも友情を深める。しかし過去に起きた黒社会の抗争で家族を殺された秋兄貴がとある情報を掴み、事態は急転していく…。な話

SNSで「異常におもろい」という声が相次いでいたので見てみました。結論からいうと、2025年が始まって1ヶ月足らずで飛び出した「2025年完全無欠ウルトラアルティメットベスト映画」となります。最高すぎっ!!最高すぎかいっ!!香港のHIGH&LOWかいっ!!今年はもうこれを超える映画は出てこないでしょう…最高すぎ!

名前とそのただならぬ見た目を知ってる程度だった九龍城砦を内部まで雰囲気たっぷり精密に再現して繰り広げる激アツストーリーに爆裂アクション、そして熱き男達の友情!!血湧き肉躍るっ!!主人公の流れ者ロッグワン、甘いマスクのナイフ使いソンヤッ、顔面に包帯を巻いたただならぬ医者セイジャイ、そしてリーダー龍兄貴のキャラ造形も完璧で、それぞれが異常すぎる強さでめちゃくちゃな大立ち回りが凄すぎる!そしてそんなに異常な強さを持つ最高の男達がいるのに、九龍城砦を制圧しようとするラスボスがマジでそれを超えて異常すぎる強さ!!!今まで数々の格闘映画見てきたけど、ここまで異常かつ凶悪かつ激強な奴初めて過ぎてマジでクライマックスまで果てしなく盛り上がっていきました…気になったら今夜にでも急いで見るべき!

それにしても合間に垣間見えた九龍城砦の暮らしもめちゃめちゃ素敵だったな。死と隣り合わせではあるけどみんなで仲良くご飯食べたり、同じTV番組見て笑い合ったり、まさに青春もそこにあった…。今すぐ第二弾、第三弾作るべき…と思ってたら、第二弾は過去編、第三弾は完結編として既に製作が決まっているらしいです。やった〜!

特に意味のない爆発で告げる別れ

というわけで今月はこんな感じでした。それではまた来月お会いできればお会いしましょう。皆さんも1時間以上電車に乗っていればこれくらい見れます!

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