レアル、隙逃さず=監督「わずかなアドバンテージ」―サッカー欧州CL|au Webポータル

今季から導入されたプレーオフでいきなり実現した新旧王者対決。昨季頂点に立ったレアル・マドリードが、敵地で前々回の覇者マンチェスター・シティーに逆転勝ちを飾って先勝した。白熱の試合は終盤、ワンプレーから一気に流れが変わった。 PKで勝ち越され、レアルが1点を追い掛けていた後半40分すぎ。相手GKが蹴ったボールが高い位置で労せずマイボールになり、最後はディアスが押し込んで同点。さらに後半ロスタイム、エムバペがブーイングを浴びながら選手交代でゆっくりとピッチを後にした直後だった。相手がこぼれ球の処理を誤ったところを突いてビニシウスが前進し、ベリンガムが勝ち越しゴール。スタジアムは異様な雰囲気に包まれたまま、終了の笛が鳴った。 1点リードでホームの第2戦に向かう。アンチェロッティ監督は「わずかながらアドバンテージを得た。この勝利は大きな自信になる」と言葉を選びながら話した。 両者は直近3シーズン連続、決勝トーナメントで対戦。準々決勝で激突した昨季は2戦とも引き分け、PK戦にもつれ込んだ。因縁の戦いは、まだどちらに転ぶか分からない。レアルの守護神クルトワは「引き分けを考えてはいけない」と気を引き締めた。(マンチェスター時事)

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