「秘密~THE TOP SECRET~」第2話より/(C)カンテレ
2月5日(水) 13:38
【写真】中島裕翔“鈴木”が自らの頭に銃口を向ける 板垣李光人とHey! Say! JUMP・中島裕翔がW主演を務めるドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第2話が2月3日に放送された。薪(板垣李光人)が犯人・郁子(池脇千鶴)の真実を暴く様子が描かれ、切なさが胸に迫った。郁子を演じた池脇の渾身の演技はリアリティーを高めており、SNSでも「役作りすご過ぎて…」「やっぱり異次元の天才だわぁ」「演技力エグい」と池脇を絶賛するコメントが寄せられ、トレンド1位を獲得した。(以下、作品のネタバレを含みます) ■記憶を映像化する「MRI捜査」を行う物語 同ドラマは清水玲子氏による同名漫画を原作に、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、室長の薪剛(まきつよし)と、新米捜査員の青木一行(あおきいっこう)のバディが、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。 板垣が薪剛を、中島が青木一行と、かつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋の一人二役を演じる。そして二人の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもある解剖医・三好雪子(みよしゆきこ)を門脇麦が演じる。 ■死者の脳の「MRI捜査」を行う“第九”に所属する薪と鈴木は捜査を行う 驚異的な記憶力と鋭い洞察力を持つ薪剛は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”の室長に任命され、大学時代からの親友で副室長の鈴木克洋と共に、新たな任務に就くことになる。第九では、凶悪・重大犯罪において被害者および犯人が死亡した際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。脳科学者の貝沼清孝(國村隼)が開発したこの技術により、真相を明らかにできる可能性は高まったが、一方で倫理的な問題もあるため、第九は機密組織とされている。 その貝沼が自ら命を絶ち、病気を苦にしての自殺とされると、薪は貝沼の異変に気づけなかったことを悔やむ。「脳を『第九』のために役立ててほしい」という遺言のとおり、鈴木が貝沼の脳をMRIで見ることを約束する。ところが数日後、MRI捜査室へ向かった薪の耳に、突然、発砲音が響きわたる。薪が駆けつけると、そこには鈴木ら捜査員たちが倒れ、モニターには貝沼の恐ろしい秘密が映し出されていた。貝沼のMRI映像を見た鈴木は薪に銃を向け、薪は正当防衛で鈴木を死なせてしまう。 ■犯人役、池脇千鶴の力演が「やっぱり異次元の天才」とSNSで絶賛 それから1カ月後、コンビニエンスストアで従業員の小島郁子(池脇千鶴)が同僚の山崎蓮(増子敦貴)らを刺殺し、郁子も自宅で自死する事件が発生。中年女性である郁子が若い青年である山崎に入れあげたための犯行だと思われた。 しかし、郁子の脳をMRI映像を見ると郁子には自分の姿がモデル級の美女に見えていたことが分かる。父親を介護し、人生に疲れている郁子は虚構の世界を作り上げて現実逃避することでバランスを保っていた。それを察した山崎は郁子に薬を渡し、郁子は虚構の世界の幻覚が見られなくなる。そして、「こんな現実なら、もう要らない」と絶望した郁子は凶行に及んだのだった。 郁子の犯行は決して許されるものでないのは当然だが、郁子に同情の気持ちを禁じ得ず、切なさが胸に迫った。郁子を演じた池脇の渾身の演技はリアリティーを高めており、SNSでも「役作りすご過ぎて…」「もう上手過ぎて」「やっぱり異次元の天才だわぁ」「短時間ながら素晴らしい演技だった」「演技力エグい」と池脇を絶賛するコメントが寄せられ、トレンド1位を獲得した。 ◆構成・文=牧島史佳 [/EXCLUDE] 【関連記事】
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