[6日 ロイター] – 米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁は6日、大リーグ(MLB)ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で銀行詐欺罪などで起訴された水原一平被告(40)に対し、禁錮4年9月と大谷選手への賠償金支払いを言い渡した。
水原被告は違法なスポーツ賭博で負った借金を返済するため、自身が開設を手伝った大谷選手の口座から無断でブックメーカーに約1700万ドル(約26億円)を送金した罪などに問われ、昨年5月に司法取引に応じて罪を認めた。
米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁は6日、MLBドジャースの大谷翔平選手の元通訳で銀行詐欺罪などで起訴された水原一平被告(写真左)に対し、禁錮4年9月などを言い渡した(2025年 ロイター/Mike Blake)
ESPNによると、水原被告は禁錮4年9月と釈放後3年間の保護観察処分のほか、大谷選手と米内国歳入庁(IRS)に総額1800万ドル以上の賠償金を支払うことも命じられた。
水原被告は法廷で「大谷選手に本当に申し訳ない」と述べたという。
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