
兵庫県知事選に関連しPR会社に強制捜査、斎藤元彦知事は「公選法に違反していない認識は変わらない」
兵庫県知事選(昨年11月17日投開票)で再選された斎藤元彦知事側から選挙運動の対価として報酬を受け取った疑いがあるとして、神戸地検と県警は7日、同県西宮市のPR会社「メルチュ」の事務所や同社代表の自宅など複数の関係先を公職選挙法違反(被買収)容疑で捜索した。捜査当局が代表を任意で聴取していたことも判明。押収資料を詳しく調べ、刑事責任追及の可否を慎重に判断する。 斎藤元彦知事 捜査関係者によると、捜査当局は代表側に関連資料の任意提出を要請したが、十分に応じなかったため、強制捜査に踏み切った。一方、斎藤氏側は資料の任意提出に応じているという。 総務省によると、インターネットの選挙運動で主体的に企画立案を行った業者への報酬の支払いと受け取りは、公選法が禁じる買収と被買収にあたる恐れがある。神戸学院大の上脇博之教授らが昨年12月、斎藤氏を買収、代表を被買収の容疑で告発していた。 代表は投開票後の昨年11月20日、投稿サイト「note」で「(斎藤氏側から)広報全般を任された」と記載。選挙中のSNS運用について「私が監修者として、運用戦略立案、コンテンツ企画などを責任を持って行った」と記した。 斎藤氏側はこれまで、メルチュに支払った71万5000円の請求書の写しを示した上で、公選法で認められたポスターデザインなど5項目の制作費だとし、「広報全般を依頼した事実はない」と否定していた。 斎藤氏は7日、記者団に「公選法に違反していないという認識は変わらない。捜査にしっかり協力していきたい」と語った。 兵庫県知事選で報酬受け取り疑い、PR会社関係先を捜索…神戸地検と県警
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Rソシエダードのアルグアシル監督、6年で3度目の4強入りの秘訣問われ「死ぬ気で戦うことだ」(日刊スポーツ)|dメニューニュース
国際親善試合 レアル・ソシエダード対G大阪 後半、交代となりベンチへ下がるレアル・ソシエダード久保建英(右)を迎えるイマノル・アルグアシル監督(撮影・前田充)=2024年7月25日、パナソニックスタジアム吹田 <スペイン国王杯:Rソシエダード2−0オサスナ>◇6日(日本時間7日)◇準々決勝◇レアレ・アリーナ 【サンセバスチャン=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードが、4日前のリーグ戦で1−2と敗れたオサスナに雪辱した。 4日間で2試合同じ相手と公式戦を戦うという不思議な巡り合わせとなったが、そこには敗北から出た課題を見直し、修正した。 試合後の会見で、イマノル・アルグアシル監督はやり返せた理由を問われると「それは我々が両方のペナルティーエリアでうまくプレーできたからだ。先日の試合ではペナルティーエリアからペナルティーエリアまで今日よりずっといい試合ができていたと思うが、違いを生み出すべきところで精度を欠いていた。今日はそんなに輝かしい試合はできなかったが、細かい部分でうまくやることができた」と回答した。 サイドと2列目の選手たちがペナルティーエリアに多く入っていくことにこだわっていた。ただ、相手に退場者が出た後は無理に攻めずに時間を使い、攻守のバランスを意識した戦い方にシフトチェンジしている。 そしてもう1つはハイプレス。前回までと違い、相手のビルドアップを狙い、ミスを突くことを徹底した。それが前半31分の追加点となっている。 また、イマノル・アルグアシル監督は指揮して6年目で3度のスペイン国王杯4強と、この大会とは相性がいい。 国王杯で成功を収める秘訣(ひけつ)はあるのか? そう問われると「そんなものはない。たとえ親善試合であっても、すべての試合を死ぬ気で戦うことだ。なぜなら私は常に勝つことを望んでいる。3日後や7日後のことを考えず、そのことで時々非難を受けることはあるけどね。そして試合に負けたとしても、それは姿勢の問題ではない。だから選手たちのプロ意識や仕事ぶりが疑問視されるのは、私にとって非常に辛いことだ」と言って胸を張った。
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リリー・フランキー、松村北斗にまたもデレデレ「お腹大きいほっくんもかわいくないですか?」
俳優の松たか子(47)、松村北斗(SixTONES/29)、リリー・フランキー(61)が7日、都内で行われた映画『ファーストキス 1ST KISS』の初日舞台あいさつに登壇。リリーが松村にデレデレだった。 映画『ファーストキス 1ST KISS』初日舞台あいさつに登壇した(左から)塚原あゆ子監督、坂元裕二氏、松たか子、松村北斗、リリー・フランキー (C)ORICON NewS inc. 写真ページを見る 【写真】息ぴったりな”夫婦感”で登場した松たか子&松村北斗 脚本を務めた坂元裕二氏は「松村さんは老けメイクをしたり、お腹を出しているから、ファンの人怒っているかと心配して、『ほっくん』って検索したら『ほっくんの魅力爆発』って書いてありました」と胸をなでおろした。 すると、「松村北斗にベタベタしてた」と話題のリリーは「お腹大きいほっくんもかわいくないですか。萌え~!ってなった」とデレデレ。松村は「あと半年いただけたら大きくなります」と笑いを誘った。 映画『ファーストキス 1ST KISS』初日舞台あいさつに登壇したリリー・フランキー(C)ORICON NewS inc. 写真ページを見る 今作は、映画『怪物』(2023年)の坂元氏のオリジナル脚本を、『ラストマイル』(24年)、『グランメゾン・パリ』(公開中)などの塚原あゆ子が監督を務めて映画化。結婚して15年目、事故で夫が死に、残された妻は第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術を手に入れ、未来を変えようと奮闘するという、時空を越えた壮大なラブストーリー。主人公・硯(すずり)カンナ役を松、カンナの夫・駈(かける)役を松村が演じる。 イベントには、坂元氏、塚原監督も登壇した。 このニュースの流れをチェック
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久保建英が「守備の番人」との空中戦に勝利 先制点の起点となるプレーに地元紙も驚いた|au Webポータル
レアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)の久保建英(23歳)が、「俊敏でスキルが高く、ゴールもできる優秀なアタッカー」であることは広く知られている。今や敵チームがマンマークをつけるだけでなく、ダブルチームを組むことも珍しくない。守備包囲網を突き破るほどの脅威を与えているのだ。 久保がラ・レアル入団以来、得点した試合は19勝1分け。不敗伝説を作り、まさに「勝利の神」のような存在にもなりつつある。 「数字は別にしても、タイプはリオネル・メッシに近いだろう。止める手立てがない」 そうした称賛の声が、ファンや記者たちだけでなく、元選手や監督からも聞こえてくるほどだ。 ただし、メッシとの比較には、「小さい」という枠組みがつきまとう。すばしっこいが、どうせ高さはない。そこにわずかな揶揄も含まれる。 しかしもはや、久保はそんな前提も覆そうとしている。 スペイン国王杯準々決勝、オサスナ戦で、久保は貴重な先制点の起点になっている。トリッキーなドリブルや神がかったパスではない。ヘディングでの連係だ。 オサスナ戦で先制ゴールの起点となるプレーを見せた久保建英 Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA GKアレックス・レミーロが蹴ったロングボールに対し、久保はいち早く落下地点を見極めている。助走をつけてジャンプ。敵ディフェンダー、ファン・クルスの前に出て、確実にヘディングで味方のアンデル・バレネチェアにつないだ。そのボールを、バレネチェアはミケル・オヤルサバルとの連係からゴールに流し込んでいる。 「ロングボールに対し、驚くべきことに久保はファン・クルスに競り勝っていた」 スペイン大手スポーツ紙『アス』はそう記述している。 クルスは身長180センチ。センターバックも兼任する左サイドバックで、空中戦も強い。そもそも、ラ・レアル、アスレティック・ビルバオ、オサスナ(ナバーラ州だが)など、バスク地方のクラブのディフェンダーは、高さ・強さ・激しさを第一に求められる(したがって、たとえばロングスローは通用しない)。鋭く重い弾道のクロスやロングボールと、そのこぼれ球からのキック&ラッシュ攻撃が今も気風に残り、空中戦で負けた場合は「惰弱」と烙印を押されるのだ。 【不得意なことにも向き合える】 そんな相手にもかかわらず、久保は競り合いで易々と勝っていた。『アス』の記者が「驚くべきことに」と書いているように、油断を誘ったのもあったのかもしれない。しかし、久保は「空中戦だけは負けない」と誇る守備の番人に勝っているのだ。 一事が万事、この点だけでも、久保がコンプリートな選手に近づいている証左だろう。 ヘディングはボールの軌道を見極める目が大事で、相手との駆け引き、ポジション争い、ジャンプのタイミングなど、単なる高さだけではない要素が入る。つまり、工夫によって上達が可能と言える。 その点で言えば、久保より背の低いメッシも、実はヘディングが不得手ではない。タイミングをつかみ、スペースに飛び込めば、あとはボールとコンタクトするだけ。意外にヘディングでの得点も少なくないのだ。 かつて、バルセロナの右サイドバックとして活躍した元ブラジル代表ダニエウ・アウベスが面白い証言をしていたことがあった。 「ドリブルやボール技術だけなら、たとえばスペイン代表のヘスス・ナバスはメッシと同じくらいのレベルにあると思う。しかしメッシのほうがずっと”成熟している”。彼はひとつのプレーに満足しない。ヘディングだって、フリーキックだって、なんだって上達する。最初はうまくなくても、完璧を目指すというのか、そのエネルギーは周りを巻き込むほどで、世界最高の選手になったのは必然なんだ」 カットインからのシュートで観客を沸かせる選手は、いくらでもいる。しかし、そのうまさに甘んじず、自分の不得意と言われるところにも向き合える。そうした貪欲な選手は限られている。 その意味で、久保はメッシの系譜を継いでいる。久保は体の小ささや弱さを揶揄されることもあった。足だって、目立つほどには速くない。しかし、自分の武器であるスキルとビジョンのレベルを高める一方、体幹を鍛え、腕の使い方を覚え、目を養い、相手の勢いを逆手に取る動きを身につけた。足の運びも改善され、傑出した技術にステップが調和。さらにヘディングも工夫し、高さまでも克服した。 もちろん、久保はフィジカルプレーヤーではない。しかし、コンタクトがあるスポーツである限り、自らの体を思うように操れることはアドバンテージになる。彼はそれを習得したことで、技術やセンスを最大限に発揮できている。 ラ・レアルはオサスナを2-0で撃破し、昨シーズン同様、準決勝進出を決めた(昨シーズンはチームが失速し、準決勝はマジョルカにPK戦の末に敗れている)。 久保にとって、初のタイトルが見えてきた。アトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、そしてバルサと、列強が残った。来週12日に行なわれる組み合わせ抽選次第だが、強敵を破ってこそ称賛を浴びる。進化を遂げる彼の見せ場だ。
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9日も大雪の恐れ 名神高速など広域で予防的に通行止めを実施予定(朝日新聞) – Yahoo!ニュース
金沢市内では、時折多くの雪が降り、各所で積もった=2025年2月7日午後5時37分、金沢市片町1丁目、椎木慎太郎撮影 近畿地方は冬型の気圧配置が続き、9日午前にかけて大雪となる見込みだ。関西圏と中京圏をつなぐ高速道路などが広域で通行止めとなる可能性が高い。近畿地方整備局は、大雪が予想される地域への外出自粛を呼びかけた。 大阪管区気象台によると、兵庫県では8日未明から夕方にかけて警報級の大雪になる。福井県や京都府、滋賀県では8日にかけて警報級の大雪となる可能性がある。普段雪の少ない近畿中部の平地や南部の山地でも注意報級の大雪となるという。 新潟地方気象台によると、北陸地方では8日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、平地でも大雪になるところがあるという。金沢市の7日午前5時現在の積雪は21センチに達した。 名神高速や新名神高速では、過去に雪の影響による大規模な滞留が発生した。近畿地方整備局などは7日、予防的な通行止めを広域で行うと発表。担当者は「関西圏と中京圏を結ぶ全ての高速道路が通行止めとなる見通し」と話した。 7日夜から、東名高速と名神高速の小牧JCT―京都東IC、新名神高速と伊勢湾岸道のみえ川越IC―草津JCT、東名阪道の桑名東IC―伊勢関IC、名阪国道の亀山IC―天理東ICなどを通行止めとする予定という。(赤田康和) 朝日新聞社 朝日新聞 ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************
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水原一平被告にLAメディア別れ「裏切りと犯罪で悪名高い人物」「二度と語ることない」 | 東スポWEB
ドジャース・大谷翔平(30)の元通訳で銀行詐欺罪などの罪を認めていた水原一平被告(40)に連邦地裁から禁錮4年9月が言い渡され、昨年から続いた前代未聞の大スキャンダルは一応の決着を迎えた。 身内に1700万ドル(約26億円)を知らぬ間に盗まれた大谷にとってはまさかの災難だったが、ロサンゼルスのメディアは「やっと終わったぞ」と一安心。「トゥルー・ブルーLA」は「もうこの問題は終わりです。水原については裏切りと犯罪で悪名高い人物となり、二度と彼について語ることはないでしょう」とし、ポッドキャスト「ドジャーヘッズ」では「すべてのことが終わり、完全に決着がついた。もうそのことについて話さなくて済むのはいいことだ。ほとんどの人はウンザリしていた。大谷のレガシーにとっては汚点だが、方向転換して歴史的なシーズンを送ったのはうれしいことだ。もう彼から連絡がないことを祈る」とドジャースファンを悩ませたこの話題の終結を喜んでいる。 また一方で「テイルゲート」は「ファンは大谷がスキャンダルの犯人ではなく、被害者だったことに安堵した」としながらも「信頼していた仲間による裏切りは今後、何年も彼にとって心の傷になるだろう」と大谷の心中を察している。
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キンライサーがトレンド入り フジCM出稿再開で賛否「有りだと思う」「何の解決の道筋も…」 – 芸能 : 日刊スポーツ
フジテレビ本社ビル(2025年1月撮影) ガス給湯器製品の販売、設置事業を展開する「キンライサー」は7日、公式X(旧ツイッター)を更新し、フジテレビでのCMを再開することを発表した。 これを受けて「キンライサー」が、インターネット上のトレンドワードに急浮上したなった。 フジテレビでは、中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐる対応などを受けて、80社近い企業がCM出稿を差し止めたいわれ、現在放送されているCMはACジャパンや自社ものが中心になっている。 SNSには「この英断に賛辞を贈りたいです。しんどい時に助けてくれる存在は本当に忘れない」「その考え方も有りだと思います。周りに合わせてじゃ~うちも止めますかだけではただ潰れていく。真面目に取り組んできた人達の為にもこういう考えは有りだと思います」「いいんじゃない?」など、評価するコメントがある一方で、疑問のコメントも寄せられた。 「何の解決の道筋も見えていないのに」「コンプライアンス大丈夫?」「今再開するならなんでやめたのって思うなあ」「変わるの確認してから応援すればいいのに」など、フジテレビで第三者委員会の調査が継続しているタイミングである状況などを踏まえたコメントもみられた。 同社は7日、Xにコメントを投稿。「フジテレビのCM放送を再開いたしました」と書き出し「今回、フジテレビの関係者の皆様と直接お話をさせていただきました。報道の訂正がなされた一方で、いまだ議論の余地が残る点もあることを理解しております。また、第三者委員会の調査が進む中で、新たな事実が明らかになる可能性もあると認識しています。しかし、私たちはフジテレビ様の中で誠実にこの問題に向き合い、より良い未来を築こうと努力されている方々がいることを知りました」と記した。 「どのような困難の中にあっても、変わろうとする意思がある限り、そこには前に進む力が生まれます。今回のCM再開が、未来を信じて努力を続ける方々への励ましの一つとなることを願っております」ともつづった。 「さまざまなご意見があることも承知しておりますが、私たちはこれからのフジテレビ様の歩みを見守ってまいります。 株式会社キンライサー」とした。
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【警戒】“最強・最長寒波”2度目のピーク 名神・新名神など夜9時〜通行止めへ 復興作業続く石川・七尾市では除雪作業に苦戦も…(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) – Yahoo!ニュース
大雪の影響で名神・新名神を中心に広い範囲で、7日午後9時から通行止めとなるそうです。 最強寒波2度目のピークを迎える週末。 普段あまり雪の降らない地域の皆さんも注意が必要です。 北海道・七飯町で7日朝、国道沿いで起きた倒木を取材中、取材班が通り過ぎた直後に雪の重みで街路樹が折れ、大量の落雪。 間一髪で直撃を免れました。 周囲では多くの車が行き交う中で落雪が相次ぐ状況となっています。 すでに1週間にわたり各地に記録的な大雪をもたらしている今シーズン最強・最長の大寒波。 災害級の大雪は2度目のピークを迎え、島根県や長崎県でも暴風が吹き荒れ吹雪となるなど、列島の広い範囲で猛威を振るっています。 長期化する大雪に困惑する人々は…。 新潟・阿賀町の住民: 今年はもう異常なくらい。もう嫌ですよ。もう雪見たくない。 積雪176cmを観測した新潟・阿賀町。 住民は連日の雪かきに悲鳴を上げていました。 阿賀町の住民: キツいから背中に貼り薬。膝と7〜8枚貼ってるけど、それもあんまり、効いてるか効いてないか。 福島・会津若松市では、午前11時の積雪が121cmに達し、観測史上最大を更新。 駐車場では、車がすっぽりと雪で埋まってしまっている様子も見られました。 大雪で「東京に帰れない」と嘆く旅行者も。 東京からの旅行者: 電車は本日運休、高速バスも運休という情報が入ってきて、今困っていて、レンタカーで動こうかなと。 一面が雪で覆われた街になおも降り続く雪。 交差点では、タクシーがタイヤを激しく空回りさせ、進めなくなっていました。 午後4時ごろ、能登半島地震の被災地、石川・七尾市も吹雪に。 今もブルーシートが残るなど復興作業が続く住宅街。 郵便を配達しようとバイクが走っていますが、でこぼこ道を足で蹴ってバイクを進めていました。 住民によると、地震の影響で、マンホールが浮くなどした影響で路面はでこぼこの状態。 除雪車が入れず、雪かきが思うように進んでいないといいます。 住民: マンホールかなりデコボコしている。周りはある程度アスファルトで高さ調節してあるが、除雪する車は大変だと思う。 そして午後5時過ぎ、観光客でにぎわう京都でも雪が。…
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事故後に口臭防止用品購入 最高裁ひき逃げ認定に遺族「極めて妥当」
最高裁判決後、記者会見に臨む和田樹生さんの父善光さん(左)と母真理さん=東京・霞が関の司法記者クラブで2025年2月7日午後5時21分、幾島健太郎撮影 長野県佐久市の市道で2015年、中学3年の和田樹生(みきお)さん(当時15歳)が死亡した交通事故で、最高裁が7日、道路交通法違反(ひき逃げ)で運転手の被告に逆転有罪判決を言い渡した。事故から3609日。被害者の両親は「本来救えるはずの命が失われることがあってはならない。卑劣な行為に対して極めて妥当な司法判断が下されたと思う」とかみしめた。 15年3月23日午後10時ごろ、帰宅途中の和田さんは自宅近くの横断歩道で、池田忠正被告(52)が運転する乗用車にはねられた。3日前、地域でも有数の難関高校への合格が決まったばかり。「頑張り屋さんでした」と父善光さん(54)、母真理さん(53)は口をそろえる。 Advertisement 衝突音は室内にいた両親にも聞こえ、善光さんはすぐに外へ。44メートル先まではね飛ばされた息子を見つけ、「お願いだから死なないでくれ」と叫んだ。しかし、意識は戻らなかった。 被告は15年9月、自動車運転処罰法違反(過失致死)で有罪判決を受けた。公判に至る過程で、飲酒の発覚を避けるため、事故を起こした被告が近くのコンビニに向かい、口臭防止用品を買っていたことが明らかになった。 和田樹生さんが死亡した事故の経緯 両親は被告の「自己保身」を見逃すことができなかった。目撃情報を集め、防犯カメラの映像も解析し、検察審査会に掛け合った。その思いは、検察をも動かす。 被告は道交法違反(速度超過)で起訴され、ひき逃げでも刑事責任を問われた。速度超過は公判が打ち切られたものの、ひき逃げは22年1月に在宅起訴が実現した。公訴時効まで2カ月を切っていた。 2審・東京高裁が「(被告は)救護する意思を失ったとは認められない」として無罪判決を言い渡した際は、「あまりに命を軽視した判決で、目の前が真っ暗になった」(真理さん)。ただ、両親は「被告は処罰されるべきだ。ただちに救護されれば救われる命はある」と信じ続けた。 「(無罪判決を)破棄しなければ著しく正義に反する」。逆転有罪を導いた7日の最高裁判決に、善光さんは「この判決が周知され、もし車で人をはねたら、ただちに被害者を救護しなければならないということが徹底され、一つでも多くの命が救われる社会になってほしい」と語った。【巽賢司】
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久保建英が「守備の番人」との空中戦に勝利 先制点の起点となるプレーに地元紙も驚いた | スポーツブル (スポブル)
レアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)の久保建英(23歳)が、「俊敏でスキルが高く、ゴールもできる優秀なアタッカー」であることは広く知られている。今や敵チームがマンマークをつけるだけでなく、ダブルチームを組むことも珍しくない。守備包囲網を突き… レアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)の久保建英(23歳)が、「俊敏でスキルが高く、ゴールもできる優秀なアタッカー」であることは広く知られている。今や敵チームがマンマークをつけるだけでなく、ダブルチームを組むことも珍しくない。守備包囲網を突き破るほどの脅威を与えているのだ。 久保がラ・レアル入団以来、得点した試合は19勝1分け。不敗伝説を作り、まさに「勝利の神」のような存在にもなりつつある。 「数字は別にしても、タイプはリオネル・メッシに近いだろう。止める手立てがない」 そうした称賛の声が、ファンや記者たちだけでなく、元選手や監督からも聞こえてくるほどだ。 ただし、メッシとの比較には、「小さい」という枠組みがつきまとう。すばしっこいが、どうせ高さはない。そこにわずかな揶揄も含まれる。 しかしもはや、久保はそんな前提も覆そうとしている。 スペイン国王杯準々決勝、オサスナ戦で、久保は貴重な先制点の起点になっている。トリッキーなドリブルや神がかったパスではない。ヘディングでの連係だ。 オサスナ戦で先制ゴールの起点となるプレーを見せた久保建英 Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA GKアレックス・レミーロが蹴ったロングボールに対し、久保はいち早く落下地点を見極めている。助走をつけてジャンプ。敵ディフェンダー、ファン・クルスの前に出て、確実にヘディングで味方のアンデル・バレネチェアにつないだ。そのボールを、バレネチェアはミケル・オヤルサバルとの連係からゴールに流し込んでいる。 「ロングボールに対し、驚くべきことに久保はファン・クルスに競り勝っていた」 スペイン大手スポーツ紙『アス』はそう記述している。 クルスは身長180センチ。センターバックも兼任する左サイドバックで、空中戦も強い。そもそも、ラ・レアル、アスレティック・ビルバオ、オサスナ(ナバーラ州だが)など、バスク地方のクラブのディフェンダーは、高さ・強さ・激しさを第一に求められる(したがって、たとえばロングスローは通用しない)。鋭く重い弾道のクロスやロングボールと、そのこぼれ球からのキック&ラッシュ攻撃が今も気風に残り、空中戦で負けた場合は「惰弱」と烙印を押されるのだ。 【不得意なことにも向き合える】 そんな相手にもかかわらず、久保は競り合いで易々と勝っていた。『アス』の記者が「驚くべきことに」と書いているように、油断を誘ったのもあったのかもしれない。しかし、久保は「空中戦だけは負けない」と誇る守備の番人に勝っているのだ。 一事が万事、この点だけでも、久保がコンプリートな選手に近づいている証左だろう。 ヘディングはボールの軌道を見極める目が大事で、相手との駆け引き、ポジション争い、ジャンプのタイミングなど、単なる高さだけではない要素が入る。つまり、工夫によって上達が可能と言える。 その点で言えば、久保より背の低いメッシも、実はヘディングが不得手ではない。タイミングをつかみ、スペースに飛び込めば、あとはボールとコンタクトするだけ。意外にヘディングでの得点も少なくないのだ。 かつて、バルセロナの右サイドバックとして活躍した元ブラジル代表ダニエウ・アウベスが面白い証言をしていたことがあった。 「ドリブルやボール技術だけなら、たとえばスペイン代表のヘスス・ナバスはメッシと同じくらいのレベルにあると思う。しかしメッシのほうがずっと”成熟している”。彼はひとつのプレーに満足しない。ヘディングだって、フリーキックだって、なんだって上達する。最初はうまくなくても、完璧を目指すというのか、そのエネルギーは周りを巻き込むほどで、世界最高の選手になったのは必然なんだ」 カットインからのシュートで観客を沸かせる選手は、いくらでもいる。しかし、そのうまさに甘んじず、自分の不得意と言われるところにも向き合える。そうした貪欲な選手は限られている。 その意味で、久保はメッシの系譜を継いでいる。久保は体の小ささや弱さを揶揄されることもあった。足だって、目立つほどには速くない。しかし、自分の武器であるスキルとビジョンのレベルを高める一方、体幹を鍛え、腕の使い方を覚え、目を養い、相手の勢いを逆手に取る動きを身につけた。足の運びも改善され、傑出した技術にステップが調和。さらにヘディングも工夫し、高さまでも克服した。 もちろん、久保はフィジカルプレーヤーではない。しかし、コンタクトがあるスポーツである限り、自らの体を思うように操れることはアドバンテージになる。彼はそれを習得したことで、技術やセンスを最大限に発揮できている。 ラ・レアルはオサスナを2-0で撃破し、昨シーズン同様、準決勝進出を決めた(昨シーズンはチームが失速し、準決勝はマジョルカにPK戦の末に敗れている)。 久保にとって、初のタイトルが見えてきた。アトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、そしてバルサと、列強が残った。来週12日に行なわれる組み合わせ抽選次第だが、強敵を破ってこそ称賛を浴びる。進化を遂げる彼の見せ場だ。
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