強風で首都圏の交通機関に影響 運転見合わせや遅れ、3県で停電も(朝日新聞)|dメニューニュース

つくばエクスプレスの線路上に落ちた障害物=2025年2月13日午後0時44分、茨城県つくばみらい市、朝日新聞社ヘリから、嶋田達也撮影 強風の影響で、13日朝から首都圏の交通機関で運転見合わせなどが相次いでいる。 東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶつくばエクスプレスでは、線路上に大きな金属性のものが飛来。正午現在、一部運転見合わせとなっている。運行会社によると、午前10時35分ごろ、いずれも茨城県の守谷―万博記念公園駅間で停電が発生。確認したところ、みらい平駅構内の架線に、大きな金属性のものが引っかかり、約4メートル下の線路まで垂れ下がっている状況だという。守谷―つくば駅間の上下線で運転を見合わせており、再開のめどは立っていない。 新橋と豊洲を結ぶゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)は午前9時40分ごろから、上下線で運行を見合わせた。運行会社によると、午前10時20分ごろに運転を再開したが、遅れが出ているという。 またJR東日本によると、東北、北陸、上越の各新幹線で、上下線の一部列車に遅れが出ている。在来線では、午前11時時点で、川越線の大宮―川越駅間のほか、常磐線の一部など複数の路線で運転を見合わせている。 埼玉、千葉、茨城の3県では、一時4740軒で停電が発生。東京電力パワーグリッドによると、原因は分かっておらず、強風の影響の可能性も含めて調査中だという。午前7時20分〜9時55分ごろに千葉県内の390軒で発生した停電については、「設備への飛来物の接触」が原因だったという。 気象庁によると、午前11時時点で、東北や関東などの幅広いエリアで、暴風雪警報や強風注意報が発令されている。(平川仁)

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青森・八戸「みちのく記念病院」関係者を立件へ 患者間の殺人隠蔽疑い – 日本経済新聞

記事を印刷する メールで送る リンクをコピーする note X(旧Twitter) Facebook はてなブックマーク LinkedIn Bluesky 青森県八戸市の「みちのく記念病院」で2023年、入院中の男が同室の患者を殺害した事件を隠蔽しようとしたとして、県警が犯人隠避の疑いで病院関係者の立件に向け最終調整していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。亡くなった男性の死因を「肺炎」と偽装し、発覚を免れようとした疑いがある。 事件で殺害されたのは、高橋生悦さん(当時73)。確定判決によると、同室に入院していた男=殺人罪で懲役17年が確定=が23年3月12日深夜、ベッドで寝ていた高橋さんの顔を歯ブラシで刺して殺害した。 県警などによると、12日午後11時45分ごろ、看護師が物音を聞いて病室へ行き、ベッドで血を流している男性を発見。翌13日午前10時10分ごろ男性の死亡が確認された。 死亡から約8時間後の同日午後6時20分ごろ、県警に通報があったが、病院が組織として連絡したのではなく、内部の関係者からだった。司法解剖の結果、死因は頭部や顔面の損傷などと判明。しかし病院が作成した死亡診断書には「肺炎」と記載されていたという。 県警は事件から約2週間後の3月28日、殺人容疑で男を逮捕。4月には、死亡診断書の記載や死亡時の届け出が不適切だとして、虚偽診断書作成や医師法違反の疑いで病院を家宅捜索した。 ホームページによると、病院を運営する医療法人「杏林会」は青森のほか、東京や宮城、愛知などで病院や介護老人保健施設を運営している。〔共同〕 記事を印刷する メールで送る リンクをコピーする note X(旧Twitter) Facebook はてなブックマーク LinkedIn Bluesky あなたに合った電子版の使い方をご紹介 フォローする 有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。 新規会員登録ログイン 記事を保存する 有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。…

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『ウルルン』ナレーター・下條アトムさん死去 享年78 2023年に急性硬膜下血腫で闘病生活【報告全文】

俳優の下條アトムさんが、1月29日に亡くなった。享年78。13日、所属事務所が公式ホームページで伝えた。 下條アトムさんが死去(2017年撮影) 写真ページを見る 【画像】所属事務所がホームページで下條さんの訃報を伝える 下條さんは、1946年11月26日生まれ、東京都出身。俳優、声優として活躍し、映画『昭和枯れすすき』『八甲田山』『八ツ墓村』『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』などに出演。また、エディ・マーフィの出演映画の吹き替えや、TBS系『世界ウルルン滞在記』でのナレーションを務めた。 ■報告全文弊社所属俳優下條アトムが令和7年1月29日に逝去いたしました。享年78でした。2023年9月に急性硬膜下血腫を患って以来、闘病生活を送ってきましたが、体調が急変し都内の病院にて息を引き取りました。応援してくださった多くの皆様、お世話になりました関係者の皆様の生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。なお、葬儀は近親者のみで執り行いましたことを併せてご報告いたします。誠に勝手ながら御香典・御供花等の儀はご辞退申し上げます。また故人の遺志により、お別れの会などは予定しておりません2025年2月13日 トム・プロジェクト株式会社

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竹内涼真、12月配信開始の出演作の妖艶なカットが「ビジュアル最高」「横顔美しい」とファン歓喜!(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

竹内涼真のインスタグラム(@takeuchi_ryoma)より 俳優の竹内涼真が12日、自身のSNSを更新。12月に公開予定の作品のファーストカットを公開した。 【写真】竹内涼真の3きょうだい集合! インスタグラムに「#10DANCE #テンダンス @netflixjp first look “Scheduled for release in December」とつづり、自身が出演する作品が12月に配信されることを報告。 ネットフリックス公式インスタグラムには「あなたはまだ知らない 踊るたび 愛が深まる官能のダンスを Netflix映画『10DANCE』 2025年12月世界独占配信開始」と記してある。竹内と俳優の町田啓太がダンスを踊る2ショットを披露した。 竹内の投稿にファンからは「ビジュアル最高」「横顔美しい」「めちゃくちゃ素敵過ぎるんですけど」「今から楽しみすぎます」といった声が寄せられている。 報知新聞社 スポーツ報知 ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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ORICON NEWS:鈴木福、亀梨和也は“一番の憧れ” KAT-TUN解散にさみしさも「みなさんをこれからも応援できたら」

ORICON NEWS 2025/2/13 11:39(最終更新 2/13 11:39) 663文字 情報提供 鈴木福 (C)ORICON NewS inc. 俳優の鈴木福が、13日放送の日本テレビ系『ZIP!』(前5:50)に出演。2011年放送のドラマ『妖怪人間ベム』で共演していた亀梨和也が、3月31日をもって所属するSTARTO ENTERTAINMENTから退所、同日をもってKAT-TUNも解散となることを受け、心境を語った。 【動画】解散発表数時間前には…正門良規との筋トレ動画をアップしていた亀梨和也 鈴木は「僕の一番の憧れの方として、ずっと名前を挙げさせてもらっているんですけど。きのう、報道の前に連絡をくださって。聞いた時は、もちろんびっくりしたんですけど、でもこれからの亀梨さんの姿、中丸さん、上田さんの姿がどういう風になっていくのかなっていうのを楽しみに。もちろん、解散っていうのはさみしいんですけど、みなさんをこれからも応援できたらなって思いました」と呼びかけた。 同グループは2006年3月、シングル「Real Face」、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』の3タイトル同時発売でデビューした。デビュー作品の3部門達成は史上初となる。また09年5月に“東京ドームの連続公演記録8日間”という新記録を樹立したことも大きな話題となった。 10年7月に赤西仁、13年9月に田中聖、16年3月に田口淳之介がグループを脱退。16年5月のコンサート『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR“10Ks!”』をもって充電期間に突入。18年1月に活動再開を発表した。

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JR 宮城県内の一部区間 終日運転取りやめ 暴風のおそれ | NHK

発達した低気圧の影響で暴風が見込まれることから、JRは宮城県内の一部の区間で、終日運転を取りやめることにしていて、仙台駅では利用客の戸惑いの声が聞かれました。 仙台管区気象台によりますと、急速に発達する低気圧の影響で、宮城県内は13日夜はじめごろにかけて、最大瞬間風速が30メートルの暴風になると予想されています。 JRは東北本線や、仙山線、それに仙石線など7つの路線について、全線もしくは一部区間で終日運転を取りやめ、常磐線は午後8時ごろまで、一部の区間で取りやめることにしています。 仙台駅では掲示板や放送で運転取りやめの区間や路線を繰り返し案内していて、利用客が掲示板を写真に撮ったり、勤務先などに電話をしたりしていました。仕事で石巻駅へ向かおうとしていた70代の男性は「駅に来たら、石巻へ行く電車が見合わせていて驚いた。どうしても難しければ仕事を調整するしかない」と話していました。東北本線で出勤した40代の女性は、「来るときは電車が動いていてよかったが、帰宅が心配だ。子どもの迎えに行かなければならないので、帰りの電車が止まってしまうと困る」と話していました。 天候の状況によっては運転取りやめの区間が拡大したり、運休や遅れが発生したりする可能性があるということで、JRは最新の情報を確認するよう呼びかけています。 ページの先頭へ戻る

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青森 八戸 病室内殺人 病院側 当初通報せず犯人隠避容疑で捜査 | NHK

おととし青森県八戸市にある病院で、入院患者が同じ病室の患者を殺害した事件で、病院側が当初警察に通報せず、肺炎で死亡したという診断書を作成するなど、事件を隠そうとした疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は犯人隠避の疑いで詰めの捜査を進めています。 おととし3月、八戸市の「みちのく記念病院」で、入院していた73歳の男性患者の顔を歯ブラシで何度も刺して殺害したとして同室だった59歳の別の患者が逮捕され、その後、懲役17年の判決を受けました。 警察によりますと、病院から通報があったのは事件の翌日で、それまでに死因を肺炎とする診断書を作成し遺族に渡していたということです。警察は事件が起きた翌月、不正な診断をした医師法違反などの疑いで病院を捜索し、捜査を進めてきました。 捜査関係者によりますと、警察は病院側が事件を隠そうとした疑いがあるとみていて、犯人隠避の疑いで詰めの捜査を進めています。 ページの先頭へ戻る

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日本テレビ、亀梨和也の「Going!」出演は継続「引き続き出演いただく予定」…3月末でKAT―TUN解散&退所発表も(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

日本テレビ 日本テレビは13日、スポーツ報知の取材に応じ、3月31日付でグループ解散と同時に所属事務所を退所するKAT―TUN・亀梨和也について、キャスターを務める同局系「Going!Sports&News」(日曜・後11時55分)は退所後も、出演を継続する方針と説明した。 亀梨は、同局系「Going!―」に2010年4月からキャスターとしてレギュラー出演。くりぃむしちゅー・上田晋也らと共に“番組の顔”として貢献してきた。同局は、亀梨の今後の出演について「今後も引き続き出演いただく予定です」とコメントした。 番組内では、プロ野球の一流投手からアドバイスを受けて球速120キロを目指す「剛速球プロジェクト」や、日本代表選手からWBC代表らからバッティングの極意を学ぶ「ホームランプロジェクト」にも挑戦。お茶の間を盛り上げてきた。 KAT―TUNを巡っては12日、3月31日付で解散することを所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT」の公式ホームページで発表した。旧ジャニーズ事務所時代も含め、近年はSMAPやV6が解散しているが、昨年発足の「STARTO―」では初めて。亀梨は解散と同時に同事務所を退所する。上田竜也と中丸雄一は事務所に残り、ソロ活動を行う。メンバーの解散後の活動に注目が集まっている。 報知新聞社 スポーツ報知 ******* **************************************************************************** ******* ****************************************************************************

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『今際の国のアリス』続編、25年9月に配信決定 シーズン3への突入は日本実写作品では史上初

Netflix(ネットフリックス)ラインナップ紹介イベント『Next on Netflix 2025』が12日、都内で開催され、俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)、土屋太鳳がダブル主演を務める『今際の国のアリス』シーズン3が25年9月に世界独占配信されることが明らかになった。シーズン3への突入は日本実写作品では史上初となる。 『今際の国のアリス』シーズン3 (C)麻生羽呂・小学館/ROBOT 写真ページを見る 【画像】『Next on Netflix 2025』で発表された作品一覧 原作は、2010年から16年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載された、麻生羽呂(あそう・はろ)による大ヒット漫画(全18巻)。20年から21年にかけて、新章となる『今際の国のアリスRETRY』(全2巻)が刊行されている。 ドラマ版は、生きる意味を見失っていたアリス(山崎)やウサギ(土屋)たちが元の世界に戻ることを希望として命懸けの“げぇむ”に挑み、仲間との絆が深くなるほどに緊張感が高まるストーリーを展開。知力・体力・チームワークなど登場人物たちの特性が活かされる多種多様な“げぇむ”と手に汗握るアクション。その世界観で、国内外のファンを魅了してきた。 『Next on Netflix 2025』より 写真ページを見る 20年12月に配信開始されたシーズン1は世界70以上の国と地域でTOP10入り、22年12月に配信スタートしたシーズン2では、さらなる話題を世界中で巻き起こし、90以上の国と地域でTOP10入り、うち17の国と地域で首位獲得した。日本国内では14日連続1位獲得し、配信からわずか4週で日本発作品として最高記録となる視聴時間が2億時間を突破する大ヒットを記録した。

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『無双アビス』インタビュー。『真・三國無双7』&『戦国無双4』の武将たちが、ローグライトに“無双”する! アップデートで他タイトルからのゲスト参戦も……? | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

 2025年2月13日の発表と同時にコーエーテクモゲームスより発売されたローグライトアクション『無双アビス』。対応ハードはNintendo Switch、プレイステーション4、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam)。 本記事ではプロデューサーを務める平田幸太郎氏にインタビュー。本作がどのように生まれたゲームなのか、どんな方向性を目指したタイトルになっているのか、詳しくお聞きした。 平⽥幸太郎 ⽒(ひらた こうたろう) 『進撃の巨⼈』シリーズのメインプランナーやディレクターを担当し、『WILD HEARTS』でもディレクターを務めた。本作ではプロデューサーを務める。 ――まずは『無双アビス』の開発が決まった経緯を教えてください。  最初から少し長いお話になってしまいますが、私は2023年に発売された『WILD HEARTS』のディレクターを担当しており、その開発がひと段落したタイミングでつぎのゲームの企画はどうしようかと練り始めました。 その中で、私が実現したいと考えていたのは“ローグライト”をテーマにしたゲームでした。企画書を上層部に持ち込みたいわけですが、アイデアを一本の企画に絞るのではなく、A案とB案のふたつを用意して判断していただいたほうが、きっといろいろと幅を持たせられるんじゃないかと考えたんです。 そのときのB案が、本作 『無双アビス』でした。A案はまったく別の形を目指したローグライトだったのですが、B案である『無双アビス』の原形を考えて肉付けしていくと、「あれ、B案のほうがおもしろくなりそうだぞ?」と思えた瞬間がありまして。 『無双』シリーズのアクションの爽快感とコンテンツがすでにたっぷりと蓄積されている要素は、ローグライトと非常に相性がいいと思ったんですね。企画書になった段階ではすでにA案、B案のふたつではなく、『無双アビス』の原形となる一本に絞って上層部に持っていったところ、うまく理解していただき、開発がスタートしました。――では『無双』シリーズとして何か展開したいと考えていたのではなく、シンプルに平田さんが作りたいものを考案した結果『無双アビス』になったんですね。  はい、その通りです。ローグライトのゲームを考えていた結果、『無双』シリーズとの相性に着目できた感じです。 ――2025年1月17日に発売された『真・三國無双 ORIGINS』は、キャラクターデザインやゲームのスタイルもこれまでとガラリと違うものでしたよね。ですから、本作の話をお聞きしたときには“これまでの『無双』シリーズのキャラクターたちの活躍は、『無双アビス』で楽しんでもらおう”と考えているのかと想像していました。  この企画が始まる前から『真・三國無双 ORIGINS』の開発はスタートしていましたが、企画自体の関わりはとくにありません。コーエーテクモゲームスではローグライトというジャンルに挑戦していないので、新しいファン層へアプローチしたいと考えていたのが理由のひとつです。ですので、『無双』シリーズとして展開しようとは、当初そこまで意識していませんでした。――まだ挑戦していないジャンルでありながら、なぜ平田さんはローグライトに着目していたのでしょうか?  まず単純に、私が好きだからです。ローグライトというジャンルはとても偉大なものだと思っていて、昨今さまざまなタイトルが発売されていますが、どれも毎回斬新なアイデアが盛り込まれており、毎回「こう来たか!」と驚くような刺激を受けています。そこにゲームクリエイターのひとりとして挑戦してみたかった思いもありました。――開発はいつごろスタートしたのでしょうか?  企画の準備段階はいろいろとありますが、本格的にプログラマーなどの開発メンバーが加わったのは、2024年の2月ごろです。約1年の開発期間となりました。――2025年で『真・三國無双』シリーズが25周年を迎えますが、本作の発売時期もそのタイミングを狙っていたのでしょうか。  25周年を狙っていたのは『真・三國無双 ORIGINS』であって、『無双アビス』は偶然です。本作については、完成したらすぐに発売しようと考えていました。――では、発表と同時に発売することは初期から決めていたんですね。  ファンの方々にサプライズとしてお届けしたかったのが大きな理由です。また、ローグライト系のゲームは発表からすぐに発売され、「どんなゲームなんだろう?」と思ったらすぐに遊べる例が多いです。“まずは触ってもらって”といったスピード感も、ジャンルの特性なんだと思います。ですから、ゲームを知ったらすぐに手に取って遊んでほしい気持ちが強かったです。――なるほど。本作の舞台は“地獄”ですよね。タイトルを『無双アビス』としたのは、やはり地獄であるからシンプルにそう名付けたのでしょうか。 『無双』シリーズの作品ではあるので、“無双”と名付けることは初めから決めていました。ただタイトル決めはかなり議論があり、多くの候補がありました。最終的には私が感覚的によさそうだとシンプルに『無双アビス』と提案したところ、周囲からの反応もよかったので採用しました。 “アビス”にはストレートに、“底なしの地獄である”と意味を込めつつ、裏には“プレイヤーが深層に潜っていく、ハマると抜け出せない魅力”を含ませています。――極まるとド派手すぎて画面が“カオス”になる感じも、『無双アビス』とマッチしているように感じました。  混沌としたバトルシーンになる部分も意識して名付けていますね。  まずローグライトの舞台として独自性を出したいと考えていました。当初は西洋ではメジャーな“タルタロス”や“冥界”を舞台にしたゲームにしようという案もありましたが、正直ありふれていました。くり返し戦う題材に合うこと、西洋では人気のある設定、となるとそのあたりが舞台になりやすくて。 日本のゲームメーカーが作って独自性を出すのであれば、日本になじみのある舞台のほうがクオリティーも上げやすいですし、アジア圏から発売されるゲームというアピールもできると考えたところ、東洋の地獄を舞台にするアイデアが浮かんできました。 決め手となったのは、ガイドキャラクターの“エンマ”です。本作は“英傑たちを地獄に呼び寄せて戦う”という設定です。ただ呼び出すだけではあまりにもゲームライクすぎると思い、ガイド役が必要だと考えました。知名度があって個性も持たせられるキャラクターは何だろうと考えたときに“エンマ”が案として上がり、だったら舞台は地獄しかないだろうと。 ――たしかに、本作は『真・三國無双』シリーズと『戦国無双』シリーズの武将たち(本作では英傑と総称する)が集結しているので、アジア圏では地獄も閻魔もマッチしていますね。エンマはガイド役ではありますが、かなりゲームに介入してくれて、遊んでいてとても好きになれるキャラクターでした。  ありがとうございます。ゲームの仕上げの段階で、エンマが参加する場面をとても増やしました。――ちなみに、両タイトルの英傑たちが集結するコンセプトは『無双OROCHI』シリーズと似ていますが、それとはまた異なるんですよね?  はい、『無双OROCHI』シリーズは関係ありません。『無双』シリーズファンたちにいちばんなじみ深いキャラクターたちは誰だろうと考えると、タイトルとしては『真・三國無双7』、『戦国無双4』が多数のハードで発売されていて、長い期間ファンたちに愛されています。ですから、いちばんなじみのあるナンバリングシリーズから、英傑たちを…

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